合言葉は「全員活躍」
「Digital by Default × Human Premium」
デジタルの最大活用と人の価値の最大化で、空港ハンドリングの未来を拓く
「Digital by Default × Human Premium」
デジタルの最大活用と人の価値の最大化で、空港ハンドリングの未来を拓く
私たちANA中部空港(NGOAP)は、「絶対安全」と「高品質なサービス」を堅持し、中部国際空港(セントレア)における航空機運航に関する業務を総合的に担う会社として、ANAをはじめとする多くの航空会社のハンドリング業務を担っています。
しかし今、少子高齢化に伴う労働人口の減少や技術継承の難化といった社会課題に加え、航空業界を取り巻く環境は激変しています。この変化の中で、私たちが持続的に成長し、トップレベルの安全と品質を提供し続けるためには、従来の「勘や経験に頼るオペレーション」から脱却し、「データとデジタル技術」を融合させた抜本的な変革(DX)が不可欠です。
当社ではDXを単なるシステム導入ではなく、現場の課題解決と新たな価値創出のための「手段」と捉えています。2024年には全社変革を強力に牽引する専門組織を発足し、現場主導のDX活動を本格的に推進してまいりました。
| 推進体制の構築 | 2024年に専門組織を発足し、全社的な変革活動を強力に推進 |
|---|---|
| 現場デジタル化 | 現業部門へのiPad順次導入、ペーパーレス化および現場情報の即時共有 |
| オペレーション高度化 | GSE衝突防止や保安扉施錠管理など先端技術の現場実装 |
| 業務効率化 | 間接部門におけるRPA導入による定型作業の自動化推進 |
| オープンイノベーション | 愛知県「あいちデジタルアイランドプロジェクト TECH MEETS」参画による共創推進 |
参考リンク(外部共創の取り組み):
2026年度からの中期経営戦略において、当社は「Digital by Default × Human Premium」を基本方針として掲げました。定型業務やデータ分析などデジタルが得意な領域は徹底してデジタルに委ね、そこで生まれた「時間と心の余白」を、お客様への寄り添いや安全の追求、自己研鑽といった「人にしかできない価値創造」に充てることで、他社には真似できない当社の強みを構築します。
「社員の成長こそが当社の発展の源泉」です。経営責任者として、社員一人ひとりが自ら変革の起点となって挑戦できる環境(デジタル基盤・育成プログラム・組織風土)を整えます。自律的な行動指針である「My NGOAP's Way」の実践を通じて社員の「全員活躍」を実現し、全社一丸となって既存の枠を超えた新たな価値創出に果敢に挑戦してまいります。
ANA中部空港株式会社
代表取締役社長 花田 壮史
当社の経営ビジョン達成に向け、「人の力」と「デジタルの力」を掛け合わせ、更なる成長へと歩みを進めます。デジタルが得意なことはデジタルに任せ、人は人にしかできない「価値創造」にこだわり抜きます。中期経営戦略では、デジタルの最大活用によって個・組織の力を最大化し、変革のスピードを加速させます。
当社は「全員活躍」をテーマに掲げ、「人財・組織」「オペレーション」「事業基盤」の3つの戦略の柱を全社一丸となって推進してまいります。
デジタル技術は、これらの各戦略をより強く推進するための強力な武器(手段)として最大活用します。すべての戦略にデジタル技術を積極的に取り入れ、既成概念の枠を超えた新たな発想で各施策に取り組むことで、企業文化とビジネスの抜本的な変革を実現します。
全社員を「総デジタル人財(4階層)」と定義し、誰もがデジタルを使いこなす基盤を構築します。挑戦が当たり前となる企業文化を醸成し、専門性と人間力を高め、個と組織の力を最大化します。
従来の勘と経験に依存した手法から脱却し、デジタルで業務プロセスを最適化しつつ、「人ならではの付加価値」の提供に注力することで、盤石な安全体制と期待を超える品質を提供します。
デジタル活用を前提に既存業務をゼロベースで見直し、生産性の向上とリソースの最適化を図ります。効率化により創出した余力を新たな価値創造へと振り向けることで、持続的な成長を実現します。
最高意思決定機関「経営会議」と連携し、企画部長を委員長とする「NGOAP-dX推進委員会(N-dX)」を設置。各部との連携により全社変革を強力に牽引します。
全社員を役割に応じた「総デジタル人財4階層」に定義。現場選出の「中核人財」が自部署の課題解決・価値創造をリードし、「専門人財」の伴走支援のもと、スピード感を持ってアジャイルに現場実装を推進します。
| 階層区分 | 対象者 | 主な役割と機能 |
|---|---|---|
| 変革推進人財 | 役員・全管理職 | DX戦略を描き、全社での実行・牽引および現場変革をサポートする。 |
| 専門人財 | DX推進専門組織 | 最新デジタル技術導入、社内の変革推進および社外・グループ他社との共創を牽引する。 |
| 中核人財 (変革の核) | 各部門から選出された リーダー | 自部署および関係部署の現場業務を熟知し、デジタルを活用して業務変革をスピード感を持ってリードする。 |
| デジタル基礎人財 | 全役職員 | 「まずはデジタル」の意識を持ち、提供されたデジタルツールやデータを日常業務で使いこなす。 |
ANAグループ共通のクラウドツールである「Google Workspace」を活用し、部署や場所を問わず、社員同士が瞬時に情報を共有し、円滑に協力し合える環境を整えています。
現業部門への順次導入によるペーパーレス化と現場情報の即時共有
間接部門での定期作業の自動化推進と大幅な工数削減
VRやAIを活用した疑似体験教育による学びの機会創出
当社は、DX戦略の推進および企業文化の変革状況を客観的に評価・管理するため、「人財基盤の構築」および「プロセス変革・生産性向上」の観点から以下の通りKPIを設定し、自社評価を実施しています。
2028年度目標
100%
2028年度目標
全社員
取得
※ANA中部空港社内資格
2028年度目標
全社員の2.5%以上
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が提供する「DX推進指標」を用いて、自社の情報システムおよびDX推進体制に関する自己診断・課題把握を実施しました。
当社はANAグループ共通のネットワーク基盤を利用しており、セキュリティ対策の根幹として「ANAグループ情報セキュリティ管理規程」に完全準拠した運用を行っています。
全社員を対象とした情報セキュリティ教育を定期実施し、リテラシーと意識の向上を徹底。
ANAグループのIT専門部署による客観的な定期診断を受審。
※本中期経営戦略基本方針については2026年3月26日 取締役会で承認されています。
